【もしも大切な方が診断されたら】うつ病の基礎知識

新型うつ病とは?

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従来のうつ病とまったく症状が違う心の病気が、最近増えつつあります。それを新型うつ病と言われています。従来の症状といえば、趣味や好きなことでもやる気が出ない、不眠症になる、自分を責めてしまうという症状ですが、そういった症状と全く違うがうつ病の一種と言われています。実際に何がどう違うのか詳しく説明していきましょう。先程、従来型の症状について説明しましたが、それと真逆と言えます。例えば、好きなことや趣味に関してはやる気が出る、症状によってはよく眠れる、自分より他人のせいにする傾向があるなどそういった症状に心当たりがあるなら、病院で診断してもらうと良いです。軽度であれば完治できる可能性もあります。しかし、この新型うつ病の怖いところは周りからの信頼を失う可能性が高いのです。ある事例について紹介しましょう。
ある会社員はとても難しい性格をしてました。気に食わないことがあれば周りに当たり、部署異動されたところで上司に対して教え方が悪いと抗議をしたそうです。その後、自ら精神科に行き、強引に診断をもらい会社を休職。しかし、その社員は休職して自宅療養していると思いきや趣味に没頭し、飲み会にも参加していました。挙句の果てに海外旅行までいったという事例があります。そういった行動は、新型うつ病のことを認識していない方からしたら、ただ仕事を休んで、遊び呆けている怠け者と思われてしまいます。
うつ病と診断されたら、生きていく上で必要なものを手に入れることができなくなります。それは保険です。詳しく言うと医療保険に加入することができなくなる恐れがあります。保険は万が一の時に供える、まさに「転ばぬ先の杖」です。その保険に加入出来ないとなると未来が心配です。あくまでも、うつ病と診断された場合の話ですが、様々な病歴、タバコの本数、身長体重などを申込書に記入してもらい審査をするのが基本です。中には上記の事例のような、新型うつ病を利用して休職するケースがあります。もし自分で新型うつ病かどうかを診断する前に、自分のことを理解してくれる方に相談することをオススメします。相談してスッキリするなら良いですが、心が重くなったり、やる気減退がずっと続いたりするのであれば、専門クリニックに診断に行きましょう。